福島県双葉町で300年続く地酒「白冨士」をアメリカで復活させたい!! | クラウドファンディングサイト – ShootingStar(シューティングスター)

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冨沢酒造について
はじめまして。冨沢酒造店の冨沢真里と申します。

私たち冨沢酒造店は、福島県双葉町で300年以上、代々酒蔵を続けてきました。
江戸時代に相馬公から酒造免許を賜り、享保年間には酒造りを営んでいた記録が残されています。

私の父でちょうど20代目になります。兄と私とで21代目として修行を積み、父、母、兄、私の家族4人で酒造りをしてきました。

お酒の名前は「白冨士」といいます。阿武隈山地の伏流水を仕込み水として使うため、米の甘みが感じられる酒として愛されてきました。

福島県には昔ながらの酒蔵が数多くありますが、私たち冨沢酒造店はすべて手作業で仕込みを行ない、昔ながらの手法を貫いてきました。

「酒をわが子のように思い、酒の声をきいて作れ」

それが我が家に伝わる家訓です。

冨沢酒造について1
冨沢酒造について2
冨沢酒造について3
冨沢酒造について4
2011.3.12
2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
酒蔵は大きく揺れましたが、倒壊することはありませんでした。

しかし、翌12日。
数キロ先の原子炉建屋の水素爆発が起きたことで、私たちは酒蔵から退避を余儀なくされてしまったのです。
しばらくして、すぐには戻れないことが分かると、父は蔵を置いて逃げて来たショックから、寝込んでしまいました。

そんな父の姿を見て私は、「白冨士」を取り戻すことを決意しました。
国や自治体に酒造りの歴史的価値を説き、6月になってやっと蔵に入ることができ、電源を失っていた冷蔵庫の中に、奇跡的に「白冨士」の酵母を発見しました!

その後、会津若松の酒造メーカー「花春酒造」のご好意で、施設を一部お借りして、お酒を仕込むことができるようになりました。
そうして出来上がったお酒が「白冨士 活」です。

杜氏として腕を振るう中で、寝込んでいた父も活力を取り戻しました。
そこで、私たちは腰を据えて酒造りができる場所を探し始めました。

新天地シアトルで「白冨士」を復活させたい!
300年続く伝統の味を復活させるために、私たちが選んだのは、日本ではなく、アメリカ、シアトルでした。

2012年12月に偶然シアトルを訪れる機会がありました。
シアトルの町が、地理的にも気候的にも東北に似ていることに驚きました。
私はふと、アメリカで作ってみては、、、と考えていました。

帰国後しばらくしてから、見ず知らずの日系二世の老人が私たちを訪ねてきました。その方は日本への憧れ、とりわけ酒蔵に対する夢を語り、ついにはアメリカで酒蔵を建ててほしいとまでおっしゃったのです。

この時、運命的なものを感じた私は、本気でシアトルで酒造りをすることを決意したのです。

新天地シアトルで「白冨士」を復活させたい!1
新天地シアトルで「白冨士」を復活させたい!2
新天地シアトルで「白冨士」を復活させたい!3
新天地シアトルで「白冨士」を復活させたい!4
一緒に酒蔵を作りませんか!?
日本を離れ、シアトルに移住することで、本当に一からの再開ということになります。
もちろん酒蔵もありません。

そこで、シアトルに酒蔵を建てるために、みなさんのお力をお借りしたいと考えています!
酒蔵の建造には総額で3億円必要なのですが、今回はその一部の200万円を集めたいです。200万円で酒樽を購入しようと思っています。

今、来年末にはアメリカでの初仕込みができるように準備を進めています。
日本中の方々に愛されるお酒を作りたいと考えています。
今回のクラウドファンディングをその一つのきっかけにできれば、と思っています。

ぜひ私たちの新しいチャレンジを応援してください!
よろしくお願いします!
予算使途の内訳
酒蔵の建造費(酒樽の購入費等)

想定されるリスクや問題
酒蔵の完成が遅延する可能性があります。

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