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目標金額¥1,000,000
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終了
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111人
購入期間終了
性被害から守るために、子どもたちが子どもたちへ発信するマンガプロジェクト
子どもたちの身体は、毎日誰かに狙われていると言っても過言ではありません。昨年(2012年)だけで、買春やポルノなど子どもの性を商品として狙った犯罪が4,000件以上も検挙されています。しかし、性の問題とりわけ児童買春・ポルノの問題などは学校でも家庭でも話すことがタブーになりがちで、子どもたちは自分たちが巻き込まれる危険について、学ぶ機会がほとんどありません。そしてその結果、私たちが受ける相談の多くは、誰かがこれらの性被害について教えてあげていたら防げたかもしれない被害ばかりです。
そこで現役の中高生たちとプロジェクトチームを組み、彼らの意見を交えながら、子どもたちが性被害について学べ、自らを被害から守ることができるようになるための啓発マンガを作ります。子どもたちが手に取りやすいマンガというツールを通して、買春やポルノなどの性被害についてまだ知らない子どもたちに、性被害や自分の身体を守る方法、被害にあった際の対応方法を知ってもらうことで、子どもたちを買春・ポルノなどの性被害から守ります。
現役中高生と一緒にマンガをつくり、性被害予防メッセージを届けます
このプロジェクトの最大のポイントは「子どもたちが子どもたちのために性被害を予防するメッセ―ジを発信する」という点です。これまでどうしても大人の目線で伝えられることの多かった性の問題を、子どもたちの目線で、子どもたちが知りたいこと、聞きたいことを盛り込みながら伝えるには、子どもたちの力が必要です。本プロジェクトではマンガを描くことが得意な現役中高生に全面協力を得て、子どもたちの「知りたい・聞きたい」が詰まった、最も身近な性被害予防マニュアル〈マンガ〉を作ります。そして、私たちがこれまで講演させていただいた、また今後講演させていただく中学校や高校、児童福祉施設などで生徒一人ひとりに配布したいと思っています。
日本初“子どもの性の売買”について学べるマンガ
一般的な性教育をテーマにしたマンガはすでにありますが、児童買春やポルノなどの性被害の予防・啓発をテーマにしたマンガはまだありません。児童買春やポルノなどの性被害にあうかもしれない子どもたちが、興味を持って自ら手に取ることで理解を深められる、そんな性被害予防マンガをつくるため、ぜひ力を貸してください。
達成額が100万円を超えた場合、更に多くの子どもたちに読んでもらえるように、無料携帯アプリとして配信したいと考えています。
買春やポルノなどの被害に巻き込まれた子どもたちを支援しています
私たち人身取引被害者サポートセンターライトハウスは、他人に売春やポルノ出演、労働などを強制され、搾取される「人身取引」という犯罪をなくすために活動しています。私たちは日本で唯一の人身取引専用の相談窓口を開いており、2005年の開設以来、約3,000件の相談に応じてきました。近年は子どもたちからのSOSも届くことが多くなっています。
「虐待されるから家出したけど、会った男に騙されて風俗で働かされてる」
「出会い系サイトで脅されて裸の写真を送ってしまった」
「援交(援助交際)持ち掛けられて、怖くて逃げられなかった」
これらはすべて、私たちの相談窓口に届いた未成年の少女たちからの相談です。このような子どもたちの被害を未然に防ぐために何かできないかと考え、今回このプロジェクトを企画しました。
予算使途の内訳
単行本サイズ80ページ(支援者への「進呈分」を除いて最低400部)製作
企画・進行費:30,000円
漫画製作費:
200,000円(シナリオライティング)
400,000円(作画)
Web用データ作成費:
55,000円
印刷・製作費:
300,000円
会議費・文具費など
15,000円
想定されるリスクや問題
マンガ製作にご協力いただく中高生の学業を優先するためテスト期間などはプロジェクトを休止するので、出版時期までに時間を要する可能性がある。
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