★現在の金額 ¥1,108,000 221% 目標金額¥500,000 残り時間 終了 サポーター 252人 購入期間終了

市民コミュニティ財団が各地で産声を上げるワケ
国内のNPO法人数は2015年3月末に5万件を突破しました。廃業率が開業率を上回る今の日本において、NPO法人数が右肩上がりで増えているのは、地域や社会のニーズが変わってきた表れではないでしょうか。

企業だと「もうからない」、行政だと「税金を投じる理由を見つからない」NPOの取り組みは原則、社会的認知度が低いところから始まります。今後、地域や社会の課題解決を税金でまかなうことが厳しくなるなら、その解決策の認知度を高め、民間の“志金”を集めることが重要になってきます。

そこで、自分たちの“志金”を自分たちのまちや暮らしに生かしていけるように、多様なステークホルダーと連携し、みんなで“志金”を持ち寄るしくみ「あいちコミュニティ財団」(以下、財団)は設立されました。

こうした「市民コミュニティ財団」はここ数年、各地で設立が相次ぎ、現在は全国60ヶ所で展開されていると言われています。
市民コミュニティ財団が各地で産声を上げるワケ1
財団だけでは変わらない!「成果志向の補助・助成金推進会議」の発足
653名からの総額950万円以上の寄付金によって2013年4月1日に誕生した財団は、2015年9月末までの2年半で、39件のNPOによる地域や社会課題の解決を応援してきました。しかし、解決策を通して人や組織の意識や行動を変え、地域や社会に価値をもたらすNPOをサポートする難しさを痛感しています。想いを「本気で」カタチにする“成果志向”のNPOを育むには、財団だけではなく、NPOへの資金・非資金支援に取り組む他の組織とも連携して取り組む必要があります。

実際、「資金の出し手」である行政や企業、助成機関の担当者は、下記のような悩みを抱えています。

●「毎年同じ団体」ばかり支援している
●次年度以降の支援額を減らされないよう「予算消化」してしまう
●支援先からは成果ではなく「結果」しか報告されない

補助・助成金が文字通り「成果志向を助けるお金」として生かされるためには、資金の出し手がそもそもNPOに対して成果を求めていくことが不可欠です。そこで、愛知県内の行政や企業等の担当者のみなさんとともに、「成果志向の補助・助成金推進会議 in あいち」を2015年11月に立ち上げました。
財団だけでは変わらない!「成果志向の補助・助成金推進会議」の発足1
“成果志向”のNPOを育むポイントが明らかに!『成果志向の補助・助成金のすすめ』の発行
「推進会議」の誕生は、2015年7月~9月に財団が主催した「成果志向の補助・助成金検討会議 in あいち」(全5回/後援:愛知県)での対話がきっかけでした。

そして、「検討会議」に参加した担当者の「どこから手をつけたらいいの?」という声から、『成果志向の補助・助成金のすすめ』は発行されることになりました。

“成果志向”のNPOを育むポイントを明らかにするために、本冊子では以下の構成を想定しています。

▼はじめに:なぜ、今、“成果志向”の補助・助成金か?
▼第1章:“成果志向”のNPOを育むには?
・ロジックモデル―鵜尾雅隆さん(日本ファンドレイジング協会)
・成果指標―山元圭太さん(PubliCo)
・KPI(重要業績評価指標)―岡本拓也さん(SVP東京)
・組織基盤強化―東郷琴子さん(パナソニック)
▼第2章:あいちコミュニティ財団は他の助成金と何が違うのか?
・長浜洋二さん(PubliCo)
・山田泰久さん(CANPANセンター)
▼第3章:想いを「本気で」カタチにするために
・雨森孝悦さん(日本福祉大学)
・水谷衣里さん(MURC)
・山岡義典さん(助成財団センター)

“成果志向”のNPOを育むポイントが明らかに!『成果志向の補助・助成金のすすめ』の発行1
想いを「本気で」カタチにするNPOを育むために、「発行パートナー」になりませんか?
税収が減り、公共サービスのすべてを行政が担うことは難しくなる中で、この『成果志向の補助・助成金のすすめ』は、これからの補助・助成金担当者必携の書を目指しています。ぜひ「発行パートナー」として応援してください!

発行後は、NPOへの資金・非資金支援に取り組む担当者とともに、本冊子をテキストにした「勉強会」も各地で開催したいと考えています。「推進会議」の事務局を務める財団の木村真樹代表理事が講師としてみなさまの地域に伺います。これまでの補助・助成金を見直し、これからの“成果志向”を推進する機会にぜひご活用ください!

★「検討会議」参加者の声★
●助成先に成果を出すよう求めるだけでなく、わかりやすい例示や効果を説明できなければいけないことを痛感した。(行政職員/40代男性)
●NPO支援の心構えやポイントを実感するとともに、自身が地域で活動する際にも“成果”を意識すること、そして仲間にも伝えていかなければと思った。(行政職員/30代女性)
●ロジックモデルや成果指標、評価など、見よう見まねで進めてきたが、今日は実感のこもった細かい話が伺えてとてもよかった。(助成機関職員/30代女性)

想いを「本気で」カタチにするNPOを育むために、「発行パートナー」になりませんか?1
予算使途の内訳
原稿執筆料、デザイン&レイアウト費、印刷&製本費等

想定されるリスクや問題
特になし