フトはベルリンフィルのゲネプロご招待☆エル・システマが、福島の子どもたちに音楽を教える! | クラウドファンディングサイト – ShootingStar(シューティングスター)

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フェルナンドと仲間たち
8月にベネズエラから4人の音楽家が福島県相馬市の子どもたちに弦楽器を教えるために来日します。3日間のワークショップを行い、最終日には小さな発表会を行うのですが、そのための費用(渡航費などの交通費)が必要なので、是非ともご協力をよろしくお願い致します。
リーダーは現在アメリカの大学院でチェロを勉強している、フェルナンド・バルガス。彼は、自身も育ったエル・システマのプログラムにおいて、経済的に困難な状況にある子どもが、楽器の演奏を通じ、将来にわたって使える何らかのスキルを一生懸命学ぼうとする様子を見て、音楽の教師として人生を歩むことを決意しました。
フェルナンドと同様に教師や指揮者として、子どもたちに音楽を教えている友人も来日します。それぞれバイオリン、ビオラので、既に有名な教師として活躍しているロザナとマービク、そして世界的指揮者ドゥダメルのアシスタントを務めるジョシュアが彼のチームメートです。
彼らは自身のベネズエラでの経験をいかし、相馬市の子どもたちに貢献したいという思いを強くもっています。

前の研修会(2012年7月)は楽しかったよ!
前の研修会(2012年7月)は楽しかったよ!
エル・システマって何?
1975年に南米ベネズエラで始まった社会変革を目指した音楽教育「エル・システマ」。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みで、子ども達が、自ら協調性や、規律を学びながら、目標に積極的 に取り組む姿勢を身に付けることで、希望や誇りをもてることを目的としています。
このエル・システマは、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、 子ども達を犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジ ティブな影響を与えていることから、ユネスコ、米州開発銀行等の外部機関からも評価されています。2013年 6月時点で、52カ国以上の国・地域で展開しています。

ベネズエラ エル・システマの子どもたち
ベネズエラ エル・システマの子どもたち
相馬から始まる日本独自のエル・システマの取り組み
こうしたエル・システマの理念の実現が、東日本大震災によって厳しい状況にさらされ、特に、原発事故による影響を心身ともに受けている福島の子どもたちの尊厳を回復し、夢と希望を与えることができるのではないかという思いから、一般社団法人エル・システマジャパンは2012年3月に設立されました。同年5月には相馬市との間で「音楽を通して生きる力を育む」事業の実施運営のために協力協定書を、7月にはベネズエラのエル・システマを統括するシモン・ボリバル音楽財団と正式な覚書を、それぞれ締結しました。
2012年4月から相馬市の小学校へ、バイオリン専門家の派遣や楽器の購入、修繕等の支援活動をしています。これまでに、市内学校音楽関係者向けの研修会を実施したり、市内の小学校における合唱部、金管バンド、バイオリン教室、鼓笛隊、そして音楽の授業等、様々な形態において支援を展開しています。また、今年4月からは、週末弦楽器教室も新たに始まり、希望する市内すべての小・中・高校生が自由に参加できる仕組みが用意できています。

難しいけど楽しいよ!
難しいけど楽しいよ!
2012年7月のエル・システマ夏期研修会にて
2012年7月のエル・システマ夏期研修会にて
相馬子どもオーケストラ&コーラスの設立に向けて
現在、市内のすべての子どもたちが参加できる、相馬子どもオーケストラの設立を目指しています。今回フェルナンドのチームが指導するのは、相馬子どもオーケストラの基盤となる、週末弦楽器教室の子どもたちです。
被災地の復興に向けた年月は、まさに今の子どもたちが大人になる人生の過程そのものです。
地元の人々の郷土愛に基づくアイデンティティを大切にした、地元に根付いた持続可能な仕組みとなるよう、エル・システマジャパンは、相馬子どもオーケストラの設立を支援しています。

2013年2月ジョイントコンサートにて
2013年2月ジョイントコンサートにて
予算使途の内訳
旅費交通費(飛行機、新幹線、レンタカー、ホテル、食事)

想定されるリスクや問題
ベネズエラから来るチームのメンバーに何らかのトラブル(病気、怪我、家庭の事情等)が発生、もしくは、飛行機の運休等により、来日できなくなってしまうこと。

また、相馬市での活動は、相馬市教育委員会と、エル・システマジャパンの相馬チームにより適切に運営されていますが、天災、集団での感染症等により、対象としている子ども達が研修会に参加できなくなることもあり得ます。

これらは、完全にプロジェクトで管理ができないリスクですが、予定を再調整、変更することにより、プロジェクト自体は、冬、春休み期間中に確実に実施する予定です。