子どもたちを放射能から守るために。はかる、知る。「放射線見える化プロジェクト」 | クラウドファンディングサイト – ShootingStar(シューティングスター)

★現在の金額
¥1,496,000
149%
目標金額¥1,000,000
残り時間
終了
サポーター
152人

子どもたちを放射能から守りたいープロジェクトの背景


こんにちは。東京都国分寺市にある「こどもみらい測定所」です。私たちは、食品や土壌の放射線量を測る市民測定所として、開所以来数多くの測定を行ってきました。

今回のプロジェクトは空間線量計「ホットスポットファインダー」を入手し、首都圏を中心とした各地の空間放射線量を皆さんからのご要望にお応えしながら計測していく測定プロジェクトです。

手順

1 サポーターの皆さんのご支援を得てホットスポットファインダー購入

2 サポーターの皆さんから測定地のリクエストをお伺いし、こどもみらい測定所スタッフが測定(測定のご報告はサポーターの皆さん限定のアップデート等にて行ないます)

3 ワークショップ開催、東日本の空間線量マップの作成といった第2弾、第3弾のプロジェクトにつなげる

ぜひサポーターとなって「ここを測って欲しい」というご要望をお聞かせください。
詳細に関しては下記URLをご参照ください。
http://memoli4future.com/kodomira/HSF/entry.html

サポーターの皆さんのご要望に応えて、各地の空間線量を測ります


福島第一原発の事故により大地や河川、海などに放出された放射能の拡がりや食物への移行の状況は、ある程度可視化されてきました。

とは言え、国が定めた規制値を超えた汚染食品が流通し、首都圏でもマイクロホットスポットが見つかるなど、被災地のみならず、北関東、首都圏の汚染状況について不安をもつお母さん、お父さんは少なくありません。

私たちがここまで主に行なってきた食品や土壌の測定はもとより、空間線量についても、公的な測定で大丈夫といわれても、各自で確認したいと思うのは、当然の気持ちでしょう。子どもたちを放射能から守るため、思い立ったらすぐにホットスポットの有無を確認できたらどんなにありがたいことでしょう。実際に、私たちには様々な放射能測定に関する要望がよせられています。

こういった切実な願いをかなえてくれる、高機能な空間線量計が「ホットスポットファインダー」です。ただ、私たちのような草の根の団体には高価な機械です。そのため、今回サポーターの方々との協同計測プロジェクトを立ち上げました。

こどもみらい測定所スタッフが伺い、計測いたします。


ホットスポットファインダーの特長と実際の使い方


ホットスポットファインダーは、ポニー工業が開発した空間線量計です。精度がきわめて高く、反応度も早い上、GPSによって緯度経度を取得した線量情報を自動的にマップ化することが可能なシステムです。これは特に、線量の高い地域の方、また子育て中の方々などに大変有益な線量計です。

実際の測定では、線量の低い公園などがあると「ここは低くて嬉しい!」という反応をいただきます。1秒や5秒ごとという速いスピードで測定値が更新されてゆくので、ホットスポットのみならず安心な「クールスポット」もよくわかります。

今回の計測地域は首都圏と一部の東北地方限定ですが、特に線量の高い地域で、子どもはもちろんのこと、外で仕事をなさる方々の外部被曝等は、充分気をつけてゆかねばならぬ問題で、このような測定器での測定が必要です。いずれはそれらの地域の細かな測定を行うことで、実際の線量マップをもって検討・対話してゆくことのお役に立てばと願っています。

線量マップ表示例。DAYS JAPANの表紙でも話題に。


測定モニターの方の感想です(神奈川県葉山町「もりのわ」さん)
私たちは、神奈川県葉山町の清流の流れる山を日々散歩している、園舎を持たない小さな森のようちえんです。昨秋に森の土壌検査と野草の検査をお願いし、今回(2013年3月)は落ち葉の測定をお願いしました。

それに加え、こどもみらい測定所代表の石丸さんに活動場所の森までお越しいただき、ホットスポットファインダーで歩きながら正確な放射線量を測定していただくことができました。

日々手持ちのガイガーカウンターで線量を計測していますが、機械の値の内での高低差で線量を確認しながら使用せざるをえなかったので、正確な線量を知ることができ、本当に良かったと思います。手持ちの線量計では計測時間が掛かるのですが、ホットスポットファインダーは、歩きながら値が表示され、地図上でマッピング表示され、リアルタイムに値がわかります。

子どもたちにとって、この森を歩くことそのものが遊びです。その動線ラインの値を知ることができ、またその値が、クールスポットレベルである結果でしたので、日々活動している上で安心をもらいました。

測定の様子。リアルタイムに正確な線量がマッピングされます。

予算使途の内訳


ホットスポットファインダー購入費、測定に関する旅費・雑費、報告書の作成および印刷費、発送費等(100%を超えた際は、その分を必要経費または第2弾以降のプロジェクト運営費に回します)

想定されるリスクや問題
●ご要望いただいた地域が広範囲に渡り、計測時期等、すべてご希望通りにできない可能性があります。すべての方々のご要望をもとに、最も効率的にまたご希望にできるだけ沿うようにスケジュールを組ませていただきます。 ●計測したデータに関しては、今後まとめて首都圏〜東日本全域のマップを作成することを予定しております。ご自宅を計測するケースなどもできるだけ公開しようと考えております。公開をご遠慮される場合等は、都度ご相談させていただきます。

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