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目標金額¥2,500,000
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誰もがフリーで使える証言記録映像を!
戦争証言アーカイブは、テレビ局の映像記録などで残されていますが、そうした映像を第三者が使用するには、著作権の問題や高額な映像使用料の負担が生じます。
今回のプロジェクトのコンセプトは、開かれた戦争証言アーカイブ。
取材に応じてくださった方々に承諾を得て、おさめられた映像資料は著作権フリーで皆さんに提供します。
本来であれば映像使用料がかかるコンテンツを地域での学習会などにお役立ていただくため無償で提供します。
まもなく戦後70年!今、記録しなくてはいけない太平洋戦争の証言を、誰もが使えるアーカイブに!
日本がかつて外国と戦争したことを、この国の人々は知っているでしょうか?一番最近の、太平洋戦争のことです。
終戦後もうすぐ70年…時は流れて、善くも悪くも、戦争の記憶は遠ざかっています。平成の今、戦争のことを忘れて生きられる私たちは、ある意味幸せでしょう。でも、私たちは戦争のことを忘れてしまって、知らなくなってしまって、それでよいのでしょうか?
先人たち、先輩たちの、戦争の記憶、経験、教科書には書いていない、哀しみ、苦しみ、その中にあったはずの小さな喜び…。
その体験者も今は80代、90代の高齢になってきています。だからこそ、なるべく早く記録を残しておくべきではないのか、そんな焦りも覚えます。
戦争から学んだすべてのことを今こそ聞いておくべき!そして、
未来を担う子供たちに語り継ぐべき!そんな使命感をもちながらも、長い間実現できなかった夢の企画を、堀潤さん、安彦和弘さんの協力を得てようやくスタートさせることができました!一人でも沢山の方からお話を聞かせて頂きたくて!日本全国どこへでもカメラを持って伺います。
ジーワン プロデューサー小島美佳
映像制作は現役のテレビマンたちが担います!
テレビは一過性です。放送されたらそれでおしまい。
再放送されない限り同じものを見ることはできません。
さらに番組はテーマを持って制作され作り手の主観が盛り込まれます。
それは悪いことではなく、悲しみ・苦しみ・喜び・希望など、問題提起という役割を持った必要なことです。
そしてそれと同時に、太平洋戦争など歴史にまつわる証言は脚色せずありのままを見てもらうことが大切です。
それも際立ったエピソードだけを取り上げるのではなく、できるだけ多くの
証言を聞いていただくことで、“当時の日本人が太平洋戦争をどう捉えていたのか?”“地域によって、性別によって、年代によって、どんな違いがあるのか?”
当時のリアルな日本の空気を少しでも感じ取れるように、「映像で語り継ぐ戦争体験者インタビュー」アーカイブの構築が必要であると考えこのプロジェクトを立ち上げました。
ディレクター 安彦和弘
第一弾は女優・赤木春恵さん(90)「満州に取り残されて 命がけの1年2ヶ月」
「戦争が終わった、1945年8月15日。あの日を境に、もう一つの戦争が始まったことを知っていますか?誰と戦うでもなく、満州からの引揚げ、逃げ続ける日々、ただただ、故郷に帰ることを望み続け、寒さに耐える日々があったことを、あなたは想像できますか?」
今年90歳を迎えた、女優・赤木春恵さん。
「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」「おしん」などテレビ、映画、舞台で活躍を続けてきた国民的女優としての活躍の陰には、壮絶な戦争体験がありました。
1945年2月、夢だった女優業を全うするため満州に渡った赤木さん。関東軍の日本兵への慰問中に、独ソ不可侵条約を破って満州に侵攻したソ連軍から命から逃れた経験を持つ。
彼女にとって戦争は日常の一部でした。
太平洋戦争突入期に彼女が見て感じた空気とは?
日本を代表する女優・赤木春恵さんの貴重な証言をお届けします。
その他、兵士として戦地に赴いた俳優、漫画家、作家、医師などの証言集めも随時遂行。プロジェクト発表以降、寄せられる一般の戦争体験者の方々へのインタビューも順次行い多くの人たちの貴重な戦争体験をアーカイブして公開します。
予算使途の内訳
+戦争証言を映像で記録するアーカイブWEBサイトの構築
+取材/制作費用
+イベント実行費用
想定されるリスクや問題
取材/インタビューを予定していた戦争経験者が体調を崩すなどして取材が不可になる