忘れられた30年前のアマチュア作品を現代の写真ファンに語り継ぎたい!【声かけ写真展@大阪】 | クラウドファンディングサイト – ShootingStar(シューティングスター)

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30年前のありふれていた写真、そして現在
 声かけ写真は、街中の被写体に声をかけて撮影された写真です。現在は非常な困難を伴いますが、かつてはプロ、アマチュアを問わずごく当たり前に行われていた写真行為です。

 これを当たり前でなくし・あるいは排除しようとする風潮が高まりつつある世知辛い現代、声かけ写真展は、忘れられた名作・顧みられることのない傑作を現代に提示し、ノスタルジーだけでなく未来へのヒントとする現代アート企画としてスタートしました。

 こども写真は家族が撮るプライベートなものだけではありません。戦後高度成長期のこどもの声かけ写真は、家業を手伝う姿などがドキュメンタリー作品となり、他者に鑑賞される形で残され、高い評価を受けています。

 写真青年、写真中年たちは街に出て、カメラで少女たちに好意を表明し、写真で関係をつなごうとしていました。見ず知らずのおじさんの立場から、愚直にこどもや若者と対等に向き合い、友達になろうと声かけを試みます。

 そうして印画紙に焼き付けられた視点は、親という特権で撮影された凡百のこども写真、またスマホ自撮りのような自分を演出するための写真とも、まったく異なる世界を描き出します。

大阪に、あの衝撃の写真展がパワーアップして帰ってくる。
 ハフィントンポスト日本版、東京新聞、MXテレビ、週刊新潮など各種メディアに大注目された「声かけ写真展」。

 なぜこれだけの注目を浴びるかといえば、その「声かけ」という言葉の汚染によるものでしょう。

 この汚染は事実に基づくものではありません。実際の展示と報道のギャップは驚くべきものです。われわれは「声かけ」のイメージを解体しようとしています。

 表現力の高い声かけ写真家の作品をキュレーションし、当時の空気を再現させるような空間に展示。鑑賞することで現状を笑い飛ばしさえする。そんな試みです。

 今回第2回は、ノスタルジー重視のコンセプトはそのままに会場のシチュエーションを一新、大阪ならではの空間、新たな発掘作品を加えて鑑賞いただきます。

 新たに参加される作家さんのカラー銀塩写真は、カビや変色によるダメージを大きく受けていました。本プロジェクトではこうした中からも作品を救出、厳選し、デジタル・リマスターして展示いたします。

 来場者にあのころの写真文化を思い出していただき、今の写真状況と倫理を疑うヒントになるべく、声かけ写真展は、現代社会を再び挑発します。

以下のリターンアイテムをご用意
サポート金額に応じて以下のアイテムを受け取れます。

・運営からのお礼メッセージ(pdfデータ)

・DMポストカード

・ガイドブック(会場渡し)

・コンパクトカメラやスマホに付けるロゴ入ウッドタグ(会場渡し)

・ガイドブックにスペシャルサンクスのお名前記載(希望者のみ・辞退可能)

・限定オンデマンドミニ写真集(転売防止のため、サポーター=所有者の本名が入ります。お渡し時に公的書類による確認を行います)

・運営や作家とのささやかな懇親会参加権(交通費は含みません)

・冠ネーミングライツ(展覧会のタイトル「声かけ写真展」の前または後ろに任意の文字列を付けられます。企業宣伝などに。公序良俗に反する文字列は不可)

ウッドタグ(参考合成イメージ。カメラは含みません)

この試みに意義を感じる人がいる限り、声かけは立ち上がる。
 集められた資金は全額、開催のための埋没費用として使用されます。

 具体的には会場費、スタッフの旅費滞在費、新作写真のプリント費、リターンアイテム費、手数料などです。

 とくに、今回は大阪で行うため、東京のスタッフ2名と作品群を大阪まで運び、滞在させるコストがかかり、東京展の知名度を考慮しても、純粋に入場費を徴収するだけでは赤字となることがわかっています。

 東京で体験した観客のポジティブな応援メッセージ、そしてネットで発生した不当な弾圧。真実は見なければわかりません。

 大阪の方に真実を目撃していただきたく、また東京で見逃した方も、大阪展の実現に力をお貸しください!

東京展での来場者メッセージ

予算使途の内訳
会場費 15万円
展示写真ラボプリント費 9万円
スタッフ2名出張費 22万円
印刷物制作費 17万円
DM、宅配送料 2万円

想定されるリスクや問題
本プロジェクトは写真展開催を目指しますが、資金調達達成後に会場スケジュールを押さえます(4ヶ月先想定)。
すでに会場側から当該用途での使用了承を得ております。ただし会場先客スケジュールや当日の想定を超える来場者、外部騒擾、現地治安悪化等の都合により、会場が使用不能となるおそれがあります。
これに対しては、整理券方式、入場者数制限、日程の変更、会場の変更、クローズドア開催、リターン商品の発送等、状況に応じて対処してまいります(事前配布する告知用のDMポストカードも、このリスクを想定し、開催情報より記念品的価値を重視して制作いたします)。