きらめくアイデアをカタチに - クラウドファンディングの【シューティングスター】ShootingStar

ShootingStar - クラウドファンディング > 活動報告 > 子どもたちを放射能から守るために。はかる...

写真・報道・調査

子どもたちを放射能から守るために。はかる、知る。「放射線見える化プロジェクト」

ママレボ編集部さんによる郡山測定レポート

2013 年 07 月 26 日 14:11

こどもみらい測定所
こどもみらい測定所
郡山市内をホットスポットファインダー(HSF)にて計測した折のレポートを、『高線量地域の状況や、「子どもたちを守ろう!」と全国で立ち上がったママたちの活動をお伝えする冊子「ママレボ」』編集部の方がお寄せくださいました。(協力:ポニー工業・こどもみらい測定所)

線量の高低がはっきりわかるHSFを使って、
地元の方々のニーズに応えてあちこちを測定した際のレポートです。

非常に切実な声も含めて、
読み応えがあります。

どうぞご覧下さい。

(この報告に続いて、現地の方の声・測定マップのご紹介もご報告いたします。)

ママレボ編集部さんによる郡山測定レポート

「ママレボ編集部による郡山測定レポート」

◆【計測で気付いた傾向】
(1)場所によるが、車内測定は道路の真ん中でもあるため、道ばたの土、雑草などある場所より低く出る。道ばたは、道の真ん中よりも高くなる傾向あり。
(2)幹線道路よりも、細い道に入った方が少し高い傾向あり。
(3)数メートルで線量が変わる。モニタリングポストの数値がそこ一帯の数値ではない。


◆【実際の計測の数値】
【車内】郡山駅付近から測定開始。駅からは概ね0.3μSv/h。開成山公園付近、一部、クルマの中で0.524μSv/hを記録
【車内】0.2~0.4μSv/h。谷になる場所は少し高くなる印象。(すべてではない)
【徒歩】Y神社:神社を囲む林の中に入るとやや上昇し、0.3~4μSv。落ち葉が山積した場所は0.9μSv/h。神社がある山の麓の雨水升付近で1.507μSv/h(最高値)。
【徒歩】個人宅:薪付近0.6~0.9μSv/h。薪が高いのか、場所(吹きだまりなど)のせいで高いのかは不明。畑の道路脇(T路の角)で0.5μSv/h。個人宅のログハウス内0.2μSv/h。壁からか下(床)からかは不明。(床下に雨水が流れ込む立地であることが要因?)母屋敷地内0.1~0.6μSv/h。
【徒歩】八山田公園内 モニタリングポストとの数値の誤差はほぼなし(ここは)。雨水升付近0.619μSv/hがこの公園の最高値。除染の形跡あり。それでも0.3μSv/hが平均。
【徒歩】学校内を測定。溝付近0.7μSv/h。「除染した土を置いてあった場所を測定してください」と小学6年生女の子。(結果は0.3μSv/h。)「どの数字で『高い』と思えばいいのですか?」という問いかけ。迷い、「事故前の数字はひとつの目安だと思う」と答えると「知っています、0.04μSv/hですよね」と答える。学校の先生が教えてくれたとか。「やっぱり高いのか」と。「今日、測定して高いと分かったところは、近寄らないでね」と伝える。
「いつも外で遊ぶ?」と聞くと「風のない日だけ。少しだけ。ほとんど友達の家」とのこと。その日は風が強かったため、「マスクあるよ」と言うと、「ありがとうございます」と受け取る。
学校校門近く、0.4μSv/h超え(レンガ敷き)。低いという勘違いがなされていて、縄跳びゾーンになっているという。実は他の場所のほうが低かった。植え込み付近は線量があがる傾向あり。


◆【まとめ(線量測定で思うこと)】
・避けようにも避けられない場所がある。小さな子どもが触れてほしくない場所もたくさん(身近な場所に)ある
・1メートルでも50cmでも5cmでもさほど変わらない場所もある
・水の集まる場所は高い
・高い場所をそこに住む皆さん自身がよく知っていらっしゃる(全員ではないと思うが)
・相対化して数値を評価するため、0.2μSv/hは「低い」という感覚があるよう。それが相対化であることも自覚されていた。
・外遊びできないことは子どもの遊ぶ権利を奪っていることを改めて感じる。また、本来不要だった知識を持っているなど、天真爛漫でいてよい(子どもらしくいてよい)権利すらも奪われたように思う。
郡山市内の線量マップの一部。道路は車計測で低めに。公園は無遮蔽でもあり高め(開成山公園)

郡山市内の線量マップの一部。道路は車計測で低めに。公園は無遮蔽でもあり高め(開成山公園)

子どもの遊ぶ場の側溝にて計測

子どもの遊ぶ場の側溝にて計測


このプロジェクトを友だちにシェアしよう!
シューティングスターからの最新情報をメールで受け取る
×