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ニートから抜け出した若者の言葉を書籍にしたい!働けなかったからこそわかる、働けることの価値

想定読者数が少ないと出版は難しい。

2013 年 07 月 01 日 11:17

工藤啓
工藤啓
昨年、「大卒だって無職になる」を出版させていただきました。
執筆のお話をいただいてから、担当者と議論したのは
想定読者(ターゲット)。やっぱりビジネスですから、最低限の
マーケティングデータに則ったコンテンツが重視されます。

結果として「大卒」がタイトルに入りました。

誰でも無職になる可能性がある一方、実際に無職で
ある若者には結構厳しい、感情的なバッシングが起こります。

でも、実際はそうではないでしょう、ということで
無職となった若者に焦点を当てる企画でした。

ショートショート的に出せるエピソード数は6-8くらい。
そうなると必然的に絞込みが必要になります。

パターンで絞り込んだり、年齢や経歴、男女など
セグメントする切り口はいくらでもあります。

そのなかで考えなければならないのは、やっぱり出版も
ビジネスですので、最低限の販売数を確保できるように
マーケティング的な視点は外せません。

担当者の方がとても素晴らしかったので、こと細かく
事情を教えていただきながら、想定読者を絞り込んで
いきました。

そのときに「大卒者」という一定程度の読者ボリュームが
想定される部分にスポットがあたりました。保護者も
入るだろうし、人事・採用担当者も読まれるかもしれないと。

大卒者のケースも(当然)たくさんありましたので、特に
大きな混乱もなかったのですが、僕自身として次に機会が
あったらやってみたいなと思っていたのが

(経歴はどうあれ)働けなかったところから、働けるように
なる。職場だけではなく、生活にも変化が起こったかも
しれない。

結局、働くことが生きることのゴールではないが、働ける
ようになってみて見えた世界もあるのではないか。それを
本人たちに聞いてみたい。

現代の「労働」への価値観がどうあるべきなのか。個人と
職場だけで完結しない「はたらく」。それがカセギであれ
ツトメであれ、その「はたらく」を得たくても、得ることが
できなかった若者たちの過去と現在、そして未来。



こうなると想定読者は見えなくなります。関心あるひと全部とも
言えますし、関心ない場合にはゼロ人です。当然、商業出版は
厳しいように思います。


でも、働けない過去を持つひとにしかわからない、働くことの
価値、働けるようになってからの変化はあるんだと思います。


声なき声。フォーカスされない若者の言葉に耳を傾けることで
僕らにも新しい気づきがあるのではないかと期待しています。


この期待が僕らだけのものでないことも期待しています。


http://shootingstar.jp/projects/64 
大卒だって無職になる

大卒だって無職になる


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